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八戸にライトアップして運行するアドトラック「サンタ号」 5年目は3台体制に

アドトラック「サンタ号」

アドトラック「サンタ号」

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 毎冬恒例のアドトラック「サンタ号」の運行が12月1日、八戸市内でスタートした。

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 アドトラックは、洋菓子店アルパジョン(八戸市下長)と浄化槽の維持管理などを手掛ける伊藤商事(新井田)が運行。2017(平成29)年に「地元八戸市や青森県を元気付けたい、子どもたちに夢や笑顔を届けたい」という両者の思いから始まり、今年で5年目。日中は市内の幼稚園や保育園などの児童施設や介護施設等を慰問し、夜はライトアップして運行。八戸の冬の風物詩として親しまれている。2019年には、台風で甚大な被害を受けた岩手・宮城・福島の3県を巡り、被災地のこどもたちにクッキーを届ける活動を行ったこともある。

 運行する車両にはサンタクロースのイラストやクリスマスの装飾が施している。昨年よりもイルミネーションをバージョンアップさせた「サンタ号」と全長16.4メートルの「スーパージャンボサンタ号」の2台に加え、今年は、黄色の軽トラックにケーキを載せた「イエロークリスマス号」が新たにお目見えし、3台体制で運行する。

 アルパジョンの店主・松坂和治さんは「コロナ禍で多くの人々が苦しむ中だからこそ、大人が子どもたちに幸せを届けるサンタ号の意味があると思う。今年も笑顔と夢を届けていきたい。見掛けたら手を振ってくれたらうれしい」と話す。

 初日の12月1日19時には、3台が揃そろってアルバジョン下長本店前に到着。居合わせた子どもたちに車から降りてきたサンタが菓子をプレゼントした。子どもたちは突然のサプライズに笑顔で菓子を受け取っていた。

 運行は12月25日まで。ツイッター(サンタ号=@Arpajon_Xmas、スーパージャンボサンタ号 =@Arpajon_Xmass)で現在位置や運行予定を発信している。

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