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八戸市総合保健センターで壁面を赤色にライトアップ 世界エイズデーに合わせ

八戸市総合保健センターでライトアップ

八戸市総合保健センターでライトアップ

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 世界エイズデーに合わせ現在、八戸市総合保健センター(八戸市田向3)で壁面のライトアップが行われている。

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 世界エイズデーは、世界レベルでのエイズのまん延防止や、患者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的に、WHO(世界保健機関)が毎年12月1日と定めた。八戸市保健所では11月25日から、同センター1階プロムナード・メインロビーでエイズ・性感染症予防の普及啓発を目的としたパネル展示やリーフレットの配布などを実施。12月1日からセンターの壁面を赤色にライトアップしている。ライトアップはセンターが開館した昨年に続き、2回目。

 厚生労働省のホームページによると、世界エイズデーのシンボル「レッドリボン」は、1980年後半のニューヨークが発端。エイズで亡くなった人をしのび、エイズに苦しむ人への理解と支援の意思を示そうと、赤いリボンをシンボルとした運動が始まったとされる。リボンで、エイズに関して偏見がなくエイズと共に生きる人を差別しないという意志を示した。リボンは国連合同エイズ企画のシンボルにも採用されている。

 同センターでは、赤色を用いたライトアップやパネル展示のほか、レッドリボンを結んだ「レッドリボンツリー」も展示している。

 八戸市保健所保健予防課主査の風張恵美さんと保健師の十文字崇子さんは「レッドリボンはエイズへの理解と支援を表すもの。来館したらぜひ見てほしい」 と呼び掛ける。

 22日まで。

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