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八戸ポータルミュージアム「はっち」、来館者数200万人達成

八戸ポータルミュージアム「はっち」200万人目の来館者の三浦由莉ちゃん(中央)

八戸ポータルミュージアム「はっち」200万人目の来館者の三浦由莉ちゃん(中央)

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 八戸中心街の地域観光交流施設「八戸ポータルミュージアム」(八戸市三日町、愛称=はっち)の通算来館者数が5月15日、200万人を記録した。

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 「はっち」は2011年2月11日に開館。鉄筋コンクリート5階建て、観光展示スペース、モノづくりスタジオ、共同スタジオ、レジデンス、ミュージアムショップ、カフェなどの施設で構成される。開館から1カ月後の東日本大震災直後には臨時避難所として緊急活用されたほか、地元出身の伊調馨選手、小原日登美選手が出場したロンドンオリンピック女子レスリング競技の時にはパブリックビューイングも行われた。

 来館者数の当初の目標は年間65万人だったが、2011年の8月8日に50万人、開館1周年の昨年2月11日には88万8888人、同年3月27日に100万人、2013年5月15日に200万人と来館者数は順調に推移。

 200万人目の来場者となったのは、東京都武蔵野市から来た三浦由莉ちゃん(1歳4カ月)。由莉ちゃんは、八戸市出身の母親の永値子(えちこ)さん、祖母の笹本雅予さん、母親の友人との4人で10時35分に同館を訪れた。

 11時から「来館者200万人達成記念セレモニー」が行われ、記念の金のくす玉が風張知子同館館長と由莉ちゃんによって割られ、「来館者200万人達成ありがとう」の垂れ幕がお目見えした。続いて、200万人来館者証明書や記念品が、風張館長から由莉ちゃんと同行者へ手渡された。

 風張館長は「おかげさまで、早いペースで来館者200万人の大台を達成することができた。これからも、中心街に人を呼び込むために、八戸の魅力と誇りのある企画を続けていきたい」とあいさつで述べた。由莉ちゃんの母親の永値子さんは「友人に勧められて初めて来た。(200万人目の来館は)突然のことでびっくりした。館内は少し見たばかりだが、すてきな場所だと思った。これから館内をゆっくり楽しみたい。子どもが遊べる『こどもはっち』」も楽しみ」と笑顔で話した。

 開館時間は9時~21時。第2火曜(祝日の場合はその翌日)と年末年始休館。

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