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「南部昔コ」題材にしたラジオ番組、八戸の高校生が制作 3月に放送へ

番組を制作したメンバー

番組を制作したメンバー

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 八戸のコミュニティー放送局「BeFM(ビーエフエム)」(八戸市番町)の局員が高校生にラジオ番組の制作を指導する「はっち放送部」のラジオ番組が完成し、3月に放送される。

スタジオ収録の様子

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 「はっち放送部」は同局と八戸ポータルミュージアムはっち(三日町)が連携し、高校生を対象にラジオ番組制作のノウハウを指導している。昨年に続き2年目の実施となった今年は、ラジオ放送や番組制作に興味のある高校生16人が参加。番組制作の流れ、ミキサーやマイクなどの機材の操作方法、編集のコツなどの指導を受け、ラジオ番組「はっち放送部は昔コを語りたい」を完成させた。

 番組で取り上げるテーマは「八戸の都市伝説」。八戸を代表する郷土史家、故・正部家種康さんが残した物語集「南部昔コ物語」の中の「サイカチの木」にまつわる伝説に着目。八戸市教育委員会や八戸市博物館(根城)への取材を重ね、その調査結果を話し合うトークコーナーや、伝説をベースにしたオリジナルのラジオドラマを放送するという。

 参加した八戸聖ウルスラ学院高校2年の田中未来さんは「(参加する生徒の)学校が違うので集まるのが大変だったが、半年間、メンバーで考えながら形にした。ぜひ楽しんでほしい」と話す。

 放送は、3月5日21時~21時30分、7日15時~15時30分、8日14時30分~15時。

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