八戸で魔法使いの創作人形展 80体を展示販売

奈里多究星(なりたきゅうせい)創作人形展は今回で4回目

奈里多究星(なりたきゅうせい)創作人形展は今回で4回目

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 八戸市中心街のさくらの百貨店八戸店(八戸市三日町)6階催事場で現在、「奈里多究星(なりたきゅうせい)創作人形展 ホワイトウィザース」が開かれている。

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 奈里多さんは青森県七戸町出身。独学で人形制作を学び、20代から都内百貨店など全国各地で個展を開催してきた。2005年には都内から七戸町に拠点を移し、同町の廃校を活用したアトリエ兼展示館「NonoUe人形の館」を拠点に制作活動を展開。2013年には活動30周年を迎えた。

 同会場での展示会は2011年から年に1度開催。4回目となる今回は、テーマである「ホワイトウィザース」(白い魔法使いたち)に合わせ、白い衣装をまとった人形をはじめ約80体を展示・販売する。

石塑(せきそ)粘土や人工樹脂を使い、一体一体手作りした人形は魔女やピエロ、妖精などがモチーフ。大きさは20センチほどから、大きいものは150センチにも。ミステリアスな表情と西洋・東洋を問わない華やかな衣装が特徴だ。奈里多さんは「動かせる人形」を掲げており、細部にわたり精巧で丈夫な作りも特徴。

 「僕なりの美しさや、日本の『カワイイ』を表現した。白は神秘性や静けさを感じさせる色。静謐(せいひつ)な白の世界に浸って何かを感じてもらえれば」と奈里多さん。「奥深い人形の世界を堪能してほしい」と来場を呼び掛ける。

開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。10月25日まで。

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