八戸で「マンガの力」展 販促ツールなどへの漫画の活用事例紹介

「マンガの力」展の会場風景

「マンガの力」展の会場風景

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 八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で9月15日、販促ツールなどに漫画を活用した事例を展示紹介する「マンガの力」展が開かれた。

テイストの違いにより、読者の印象も変わる

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 印刷業の「小(ち)っちゃな印刷屋さん」(湊高台)の10周年記念として企画された同展。就職説明、会社案内、商品説明などのパンフレットや販促ツールに漫画を活用した実際の事例を展示し、文章だけの表現と比較して伝わり方や分かりやすさの違いをアピールした。

 同展を企画した同社の青山眞悠子さんは「漫画というものは今、子どものものだけではなく、ビジネスの世界での活用も一般的になってきている。文字だけだと理解しにくいものも漫画にすることによってより親しみやすく、分かりやすくすることができる。実際に漫画を活用して会社案内をする企業も増えてきている」と話す。「特に就職活動をしている学生さんには、漫画説明の方が食いつきが良いようだ」とも。

 船井総合研究所チーフコンサルタント山本傑さんによる無料セミナー「小さな会社の脱安売り戦略」も開催。講演の中で山本さんは「小さな会社が安易に安売りに頼るのではなく、他者との差別化、特に模倣されないような差別化が必要。そのためには非常識なアイデアを発見し取り組んでいくことが重要」と強調した。

 同展に訪れた人は漫画仕立てのビジネス書や会社案内を興味深そうに眺め、熱心に立ち読みする姿も見られた。

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