八戸「劇団やませ」が42回目の公演 明治に生きた南部麻子をテーマに

ポスターを手に来場を呼び掛ける大舘登美子代表

ポスターを手に来場を呼び掛ける大舘登美子代表

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 八戸市公会堂文化ホール(八戸市内丸)で11月11日・12日、劇団やませの公演「第42回本公演 上り街道へ 八戸南部家 麻姫さま」が行われる。

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 八戸市を中心に活動する同劇団は46年前に創立。「地域に根ざした演劇」を目ざし「郷土の人物」を題材に「郷土の言葉」を用いてオリジナルの演劇を創り続けている。

 46回目の今回の公演では、第14代盛岡藩主南部利剛(としひさ)の娘で第10代八戸南部氏の南部栄信(さきのぶ)に嫁ぎ、後に八戸南部氏第11代当主となる南部麻子(1853~1913)にスポットを当てる。

 同劇団代表の大舘登美子さんは「今回の公演は、麻姫が盛岡から八戸入りした明治4年4月から明治維新以後の麻姫と八戸旧藩士たちの6年間のドラマ。大勢の方に見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。「毎週月曜木曜に練習しているので、演劇好きな方は遊びに来てほしい。1作品だけのお手伝いも歓迎」とも。

 開演は、11月11日=18時30分、12日=13時。前売り入場券は、一般=2,000円(当日2,300円)、小中高生=600円(同700円)。八戸市公会堂(内丸)、ラピア(江陽)、中合三春屋(十三日町)、さくらの百貨店(三日町)、はっち(同)などの市内プレイガイドで取り扱う。

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