八戸の帆風美術館で「国宝重文展」 国宝16点、重文51点の複製画展示

「国宝重文展」の様子

「国宝重文展」の様子

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 八戸市の帆風美術館(八戸市北インター工業団地)で現在、開館10周年記念特別展「国宝重文展」が開かれている。

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 同美術館はコレクションを持たず、「デジタル光筆画」という印刷技術で作られた作品を展示する複製画専門の美術館。

 特別展では人物や動物をモチーフにした日本画の国宝16点、重要文化財51点のレプリカを展示する。国宝の「普賢菩薩(ふげんぼさつ)像」「洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ)」や、同館が複製画として最初に手掛けた池大雅の画帖(がちょう)「十便図」も公開する。

 同美術館員の吉田章恵さんは「普段はテレビや雑誌、教科書でしか見ることのできない全国の日本美術を、帆風美術館なら原寸で直接手に触れて見ることができる。本物は紫外線に弱いことなどから、長い間展示はできないが、レプリカなので長期間展示できるメリットもある。この機会に訪れてほしい」と話す。

 開館時間は10時~16時。月曜・火曜・土曜休館。入場無料。10月28日まで。

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