八戸中心街のアートラボコベヤで「伝える美術図版」展 街かどミュージアムと連携

伝える美術図版展の様子

伝える美術図版展の様子

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 八戸市の「はちのへまちなかアートラボ『Co部屋(コベヤ) 』」(八戸市八日町)で現在、パネル展「伝える美術図版 八戸クリニック街かどミュージアム連携企画」が開かれている。

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 コベヤは八戸市が取り組んでいる新美術館建設に向けた拠点で、2017年8月に開設。新美術館に関する情報や市内外のアート情報を発信している。

 同展は「八戸クリニック 街かどミュージアム」(柏崎1)の「日本を再考せよ! 芳年・国華・美人画を中心に」との連携企画。美術図版に焦点を当て木版による図版や八戸市美術館のこれまでの取り組みをパネルで紹介している。

 八戸市新美術館建設推進室学芸員の篠原英里さんは「現在のように印刷技術・写真技術・デジタル技術が発達する以前は、美術図録は美術作品の縮小版を職人が木版で刷り、掲載していた。今回は、現在も刊行されている日本最古の日本・東洋古美術研究誌『国華』からその美術図版に着目し、展示している」と話す。「Co部屋は八日町バス亭の前にあるので、気軽に立ち寄ってほしい」とも。

 開催時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。6月15日まで。

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