「八戸えんぶり」24万人の人出で閉幕 写真コンテストの作品募集も

「史跡根城の広場」で行われた「えんぶり撮影会」

「史跡根城の広場」で行われた「えんぶり撮影会」

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 八戸観光コンベンション協会(八戸市内丸)が現在、「平成29年 八戸えんぶり写真コンテスト」の応募作品を募集している。

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 青森県南地方に伝わる郷土芸能「えんぶり」は国の重要無形文化財にも指定され、「八戸えんぶり」は例年2月17日~20日の4日間の日程で行われる。今年の「八戸えんぶり」は、初日と最終日はあいにくの雨となったが、週末を挟む日程に恵まれ入り込み数は24万1000人と、昨年を9000人上回った。

 18日・19日には「史跡根城の広場」(根城)で「えんぶり撮影会」が行われた。復元された中世の城を背景にえんぶりの写真が撮れるとあって、例年写真愛好家に人気の企画。19日の撮影会では「中居林えんぶり組」が出演。日曜の開催ということから、約200人の写真愛好家が足を運んだ。会場内には、えんぶり囃子(ばやし)とシャッター音が盛んに響いていた。

 八戸えんぶり期間中に撮影した写真を審査する「八戸えんぶり写真コンテスト」は特選の市長賞が1人、準特選として八戸商工会議所会頭賞、八戸市文化協会会長賞、八戸観光コンベンション協会会長賞が各1人、入選と佳作が各10人に贈られる。

 同協会の沼田昌敏さんは「写真コンテストに期間中の4日間で撮った自信作を応募してほしい。かがり火えんぶりや、人気のお庭えんぶりはもちろんのこと、史跡根城の広場にも多くの来場があった。その中からピックアップして応募してほしい」と話す。

 応募締め切りは3月10日(必着)。入賞者の発表は本人に直接通知し、4月上旬に優秀作品の発表展示を行う予定。

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