八戸で高校演劇部有志の合同公演 高校の枠を超えて共演

「8:Fusion!!」の練習風景

「8:Fusion!!」の練習風景

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 八戸ポータルミュージアム「はっち」シアター2で(八戸市三日町)で3月20日、青森県南地区の高校生による「三八・上北地区高校演劇部有志合同自主公演『Re:』~もう一度あの場所へ~」が開かれる。

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 同公演を行う劇団「8:Fusion!!」は、青森県南地区の高校演劇部の有志で構成。八戸東高校の畑中大河さんが昨年の高校演劇コンクール三八地区大会の後、共に競い合った学校のメンバーにツイッターで呼び掛けて結成した。同公演には三八地区演劇部の強化や八戸を高校生の演劇で盛り上げたいという思いがある。

 学校もバラバラなことから、全員で集まり練習する機会も限られるが、脚本や演出も全て自分たちの手で行い、地元の方言も交えた劇に挑む。

 畑中さんは「自分は3月で高校卒業。こういう合同公演は初めてだと思うが、次に進む前に皆でやりたかった。脚本と演出も担当しているが、演出は難しい。皆に助けられながらやっている」と話す。

 劇に出演する八戸東高校2年の生徒は「自分の高校はミュージカルっぽいのが多いので、今回のような芝居は初めての経験。新しい発見があり、参加して良かった」、千葉学園高校2年の生徒は「高校は違えど演劇にかける気持ちは皆同じ。他校のメンバーともいい関係ができている」と、それぞれ話す。

 開演は14時、18時(公演は1時間程度)。チケットは、前売り=300円、当日=500円。「はっち」1階のインフォメーションセンターで受け付ける。

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