八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で4月29日、同市内の小売店や飲食店などが出店する「マルシェ×Buyはちのへ」が開催された。
フランス語で市場を意味する「マルシェ」と、八戸市内の地産地消を推進する「Buyはちのへ」運動を組み合わせた同イベントには、八戸市内の13店・団体が参加。
屋外のブースには、地元の素材を生かした郷土料理やイタリア料理など4店が出店し、各ブースに大勢の客が列を作った。
屋内のブースでは、地元の食材を生かした加工食品やお菓子などのブースが出店したほか、「地元が持つ技術・技能」として、エステサロン、バルーンアート、彫刻、写真館などもブースを構えた。
出店者の一人で地元産の野菜を使ったピクルス、ビネガーなどを販売した「農風Kitchen Yui(キッチン ユイ)」(番町)オーナーシェフの根市拓実さんは「多くの人に店や商品を知っていただくいい機会。これを機に地元産の素材の魅力を再発見してほしい。気に入ったら店の方にも足を運んでいただければ」と期待を寄せた。
この日、会場となった八戸ポータルミュージアム「はっち」への来館者数は8000人を超え、同市最大級のイベント「八戸三社大祭」に匹敵する人出となった。