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南郷地区3施設で新そばの提供始まる 「猛暑に負けず味も良い」

道の駅なんごうで提供する海老天そば

道の駅なんごうで提供する海老天そば

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 八戸市南郷地区で取れたソバを使った新そばの提供が10月20日、同地区の3施設で始まった。

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 同地区は旧南郷村時代から「ジャズとそばの郷」と銘打ち、音楽フェス「南郷サマージャズフェスティバル」の開催やそばの生産を通した地域振興に取り組む。20日、今年収穫したそばを使った新そばの提供が、道の駅なんごう「そば処(どころ)三稜荘」「レストランぱすとらる」(南郷中野)、山の楽校「農家レストラン」(南郷島守)、朝もやの館「森のレストラン」(同)で始まった。

 3施設では、乾燥させた「階上早生」を挽いて粉末状に加工し熟成させたそば粉を使う。道の駅なんごうを運営するなんごうプラザの林隆徳さんによると、南郷産の階上早生は粘り気の強さや香りの高さが特徴という。

 道の駅なんごう内のレストラン2店では、「十割手打ちそば」を使う。最も人気があるのはざるそば(820円)で、えび天そば(960円)、天ぷらかけそば、天ぷらざるそば(以上、1,380円)なども用意する。

 同施設では、土曜、日曜、祝日、買い物や観光で同地区を訪れた人に気軽に楽しんでもらおうと、駐車場に設置した「そば屋台」でもそばを提供する。11月30日まで。

 林さんは「例年、新そばの人気は高く、八戸市内のほか、県外から来る人も多い。10月は混雑するが11月中旬あたりからはスムーズに食べてもらえる。昨年は猛暑の影響でなかなかソバが取れなかったが、今年は猛暑に負けずそば粉がつながりやすく、味も良いので安心した」と笑顔を見せる。

 営業時間は、道の駅なんごう「そば処三稜荘」「レストランぱすとらる」=11時~19時、山の楽校「農家レストラン」=11時~14時、朝もやの館「森のレストラン」=11時~14時(土曜・日曜・祝日は15時まで)。

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