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東運動公園近くに関西風お好み焼き店「更紗」 姫路市出身の女性が開業

来店を呼びかける上平レイ子さんとスタッフ

来店を呼びかける上平レイ子さんとスタッフ

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 お好み焼き店「関西風鉄板焼き更紗(さらさ)」(八戸市桜ケ丘2)が9月30日、八戸市東運動公園(湊高台8)近くにオープンした。

5種類の具材を使う「五味焼」  

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 兵庫県姫路市出身の上平レイ子さんが店主を務める同店。店舗面積は約19坪。席数は20席。2~4人用のテーブル席や1人で利用できるカウンター席などを用意する。店の外観やインテリアは、上平さんが夫やスタッフに手伝ってもらい、1カ月半かけて完成させた。

 同市内で販売されているソースを使い、関西風のお好み焼きを提供する。店名はインドの布製品「更紗」に由来。「更紗の生地と同じように世界中の人に愛される店にしたい」という願いを込めたという。

 ランチメニューは、エビ、イカ、タコ、豚肉、牛肉の5種類の具を使う「五味(ごみ)焼」のほか、「もんじゃミックス」(以上、1,200円)、「豚玉と焼きそばのセット」(1,500円)の3種類を提供。いずれもサラダ、ドリンクバー、デザート付き。

 レギュラーメニューには、焼きそばと焼きうどんを合わせて焼く「チャンポン」(1,000円)、餅やあんこをお好み焼きの生地で巻いた「あんこ焼き」(400円)などを用意。酒も提供する。上平さんのお薦めだという「海ぞく焼」(2,000円)は、イカ、タコ、エビ、ホタテ、野菜を鉄板で焼き、バターとポン酢で味を付けて食べてもらう。「うまく焼けないときは声をかけてくれれば焼くのを手伝う」と上平さん。

 上平さんは京都市内の短期大学で美術を学び、卒業後、両親が所有していた姫路市内のビルに店を出してほしいと相談されたという。22歳の時、お好み焼きが好きだという父親のために、大阪市内のお好み焼き店で修業し、1993(平成5)年ごろ、ビルにお好み焼き店「更紗」を開業させ、約2年営業した。結婚を機に岩手県北上市に移住し、1996(平成8)年ごろから約13年、同市内で同店を営業したが、夫の転勤で八戸に引っ越すことが決まり、運営を知人に託していた。八戸の店は、子育てが落ち着いたことを受け開業を決意。上平さんがお好み焼き店を運営するのは15年ぶりだという。

 上平さんは「お好み焼きは赤ちゃんからお年寄りまで食べられている。八戸で開業し、初めてのメニューの『もんじゃ焼き』も用意した。皆さんに、わいわいと楽しみながら本場のお好み焼きを味わってもらいたい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~21時。休業日はインスタグラムで知らせる。

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