八戸酒造は11月、地酒ブランド「陸奥男山」「陸奥八仙」から冬季限定の「ヌーヴォー」3種類を順次発売する。
「陸奥男山クラシックヌーヴォー」、陸奥八仙「ヌーヴォー特別純米おりがらみ」「ヌーヴォー直汲(じかぐ)み」の3種類。クラシックヌーヴォーは8日から販売。特別純米おりがらみは15日、直汲みは22日から販売する。
「ヌーヴォー」はフランス語で「新しい」の意。7月からの2024醸造年度に仕込んだ新酒の風味を感じてもらおうと、いずれも火入れの工程を行わない「生酒」で販売する。クラシックヌーヴォーは辛口の味とフルーツを思させる甘さ、特別純米おりがらみは酒の成分「おり」の口当たりと味わい、直汲みはほのかな発泡の感覚を楽しめるようにした。
杜氏(とうじ)の駒井伸介さんは「搾ってすぐに瓶詰めをしているので、それぞれの個性が出ている。火入れをした酒よりもパンチが利いている味わいを楽しんでほしい」と話す。
価格は、クラシックヌーヴォー=1800ミリリットル2,750円、720ミリリットル1,540円、特別純米・直汲み=同3,520円、同1,980円。同社の直売所、オンラインショップ、全国の酒店で販売する。