レジャー施設「バウンシートランポリンパーク」（八戸市尻内町）が2月11日、来場者数3万人を達成した。

飛行機型の模型を飛ばしてバルーンを割る様子

　昨年5月5日、複合商業施設「エルロン・ウエスト・ビレッジ」の開業と同時にオープンした同施設。当初目標としていた年間来場者数3万人を、約9カ月で達成した。青森市から家族で訪れていた小学3年の粟原菜乃暖（なのは）さん、1年の怜さんが3万人目の来場者となり、記念セレモニーが行われた。

　菜乃暖さんが、跳躍器具の上に設置された大きなバルーンに向かって飛行機の模型を飛ばし、バルーンが音を立てて割れると、来場者や関係者から歓声や拍手が湧き起こった。同施設の院去公紀（いんきょこうき）店長によると、施設名の「エルロン」は英語で「補助翼」を意味することから、飛行機の模型を使ってバルーンを割る趣向にしたという。2人には「3万人」にちなみ3万円分の割引券と同施設オリジナルのスポーツタオル、セレモニーの様子を見守った約40人の来場者には500円分の割引券が進呈され、会場は祝福ムードに包まれた。

　「冬は、室内で遊べるトランポリンパークに遊びに来て」と院去店長。エルロン・ウエスト・ビレッジを運営する北辰工業の田島理成社長は「3万人達成は安堵（あんど）の思い。今後もお客さまの声を聞きながら創意工夫し、私自身が楽しくなるようなパークを作ることが皆さんに楽しんでもらえることにつながると思う」と話す。

　営業時間は平日＝11時～20時、日曜・祝日＝9時～19時。木曜定休。

　エルロン・ウエスト・ビレッジにはこの春、コッペパンやジェラートを提供する店「ぱないす」がオープンする予定。