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八戸出身のアトリエイドさん、南部菱刺しの材料販売 テッコ舎で

アトリエイドさん

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 ATORIEiDO(アトリエイド)さんが手がけた南部菱(ひし)刺しの材料の販売が2月16日、「ハンドメイドレンタルボックス テッコ舎」(八戸市六日町)で始まった。

えんぶりの烏帽子をあしらったヘアアクセサリー

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 アトリエイドさんは八戸出身。東京都内を拠点に縫製士としてメーカーとのコラボレーション商品や百貨店で販売されるポーチ、バッグの縫製を行う傍ら、アイドルのステージ衣装やヘアアクセサリー、青森県に古くから伝わる刺し子「南部菱刺し」「津軽こぎん刺し」を用いたオリジナルのアイテムの製作を手がける。

 テッコ舎では現在、刺し子の下地となる布(950円)や糸(300円~350円)の販売を行う。伝統芸能「えんぶり」の烏帽子(えぼし)のデザインをあしらったヘアアクセサリーやキーホルダーも用意した。「帰省のたびに、南部菱刺しの発祥の地の一つとされる八戸の中心街で材料を買うことができないことを疑問に感じ、ならば自分がと思い販売に踏み切った」(アトリエイドさん)という。

 アトリエイドさんが服飾の世界に飛び込んだのは30代半ばを過ぎてから。文化服装学院(東京都渋谷区)を卒業後、衣装製作の道に進んだ。弘前市出身のデザイナー成田あやのさんがプロデュースする衣装制作チーム「pararoid(パラロイド)」に参加しつつ、個人でも制作活動を続けている。

 テッコ舎の営業時間は11時~17時30分。火曜定休。

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