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八戸市文化協会芸能部の会員団体による文化公演「第64回八戸ファンタジィ」が3月8日、9日、SGグループホールはちのへ(八戸市公会堂、八戸市内丸1)で開かれる。主催は同協会と、同館指定管理者のアート&コミュニティ。
同協会は1958(昭和33)年、八戸市内の文化団体の振興を図ろうと設立。現在は日本舞踊家の泉紫峰(しほう)さんが10代目会長を務め、文芸、芸能、美術、華道、茶道、生活文化の6事業に全91団体が所属する。恒例の八戸ファンタジィでは、舞台芸術活動を担う芸能部の団体が日頃の稽古の成果を発表する。
今年は30団体が2日間で全145番組を披露する。洋舞踊、日本舞踊、かっぽれ、太極拳、フラダンス、社交ダンス、歌謡、詩吟などさまざまなジャンルの団体が出演。未就学児から高齢者まで幅広い年代の市民がステージを彩る。
芸能部長を務める日本舞踊家の花柳葉昌栄(はしょうえい)さんは「小さい子からお年寄りまでたくさんの人を引き連れて開催する。文化が異なるそれぞれの団体の個性を見比べる機会はなかなかない。日頃の稽古の成果を、ぜひ見ていただければ」と話す。
実施時間は、8日=14時~17時、9日=10時~17時40分。入場料は、2日間通しで1,000円。