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八戸市中心街の歩道、80カ所に穴 「まちぐみ」が市民参加型で補修へ

穴にアスファルトを詰める様子

穴にアスファルトを詰める様子

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 八戸の市民団体「まちぐみ」が4月から、八戸市中心街の三日町、十三日町両街区の歩道の補修に着手する。

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 八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市三日町)のプロジェクトの一環として、「まちぐみラボ」(内丸1)を拠点に中心街を盛り上げようと活動する同団体。八戸在住のアーティスト、山本耕一郎さんが「組長」を務め、約650人が在籍している。

 山本さんによれば、両街区の約350メートルの歩道は舗装のタイルの剥がれが目立ち、約80カ所に穴が見つかったという。山本さんは同団体のプロジェクトの一環として、市民が参加できる補修作業を企画。中心街が多くの市民でにぎわう「八戸七夕まつり」が行われる7月中旬までの完了を目指す。「大勢の人が来る前に危険を取り除きたい」と山本さん。

 3月5日、12日は、市販のアスファルト補修材を使って試験的な補修を実施。集まった参加者約10人と山本さんは、歩道に開いた約20カ所の穴を補修した。参加者は「アスファルトの詰め方に性格が出るね」「意外と穴が深い」などと声をかけ合いながら、穴に詰まった土や石を丁寧に取り除き、補修材を詰め、じょうろで水をかけ、スコップで固めていた。

 山本さんは「実際にやってみると、粘土細工のようで楽しい。10分だけでも参加してもらえたら。『自分たちで何かをやろう』という空気感が八戸の街にできれば、強い街になっていくと思う。気楽にできることを、皆さんと一緒にやっていきたい」と話す。

 実施日はウェブサイトで知らせる。

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