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八戸に古民家改装したギョーザ店「八方餃子」 4月には宿泊施設も

麻辣担担水餃子

麻辣担担水餃子

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 築100年以上の古民家を改装したギョーザ店「八方餃子(ギョーザ)」(八戸市上徒士町)が3月1日、マックスバリュ八戸上組店近くにオープンした。

焼きギョーザは羽根つきで提供する

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 ギョーザ店「野方餃子」(東京都中野区)の分店。同店を運営する「SSAW」(同)の大釜和也社長が、アイスホッケーの試合で何度も八戸を訪れる中で古民家を見つけ、たたずまいを生かした飲食店にしようと考えたという。店名は「野方」の「方」に、「四方八方から人が集まるように」との思いを重ねた。店舗面積は約25坪。席数は約20席。

 焼きギョーザは旧南部領の伝統工芸「南部鉄器」を使った焼き機を使い、約185℃で3分ほどで焼いて提供する。ギョーザの具材は、ニンニクやニラなどの香りの強い素材を加えず、豚肉、白菜を使ったあんを一晩寝かせた。甘みが感じられるようにしたという。

 ランチタイムの人気メニューは、マーボー豆腐とギョーザ3個、みそ汁、ライスなどをセットにした定食(1,298円)。濃厚な味にしたというマーラータンタンソースを水ギョーザにかけた「麻辣(マーラー)担担水餃子定食」(1,089円)も用意。ランチメニューにはスペアミントティーが付く。

 ディナータイムは、もつ煮込み(594円)、和歌山県産のぶどうさんしょうを使った「自家製ぶどうさんしょうハイボール」(693円)などを用意する。今後は、八戸の食材を使ったサイドメニューを追加する予定。

 4月20日には、敷地内に2部屋を用意する宿泊施設「HAPPOYA(はっぽうや)」も開業。海外からも予約が入っているという。

 「子どもからお年寄りまで楽しんでもらうため、辛さは控えめした。古民家の雰囲気とギョーザをラフに楽しんでほしい」と大釜社長。高島悠花店長は「おいしい料理と素敵な空間、スタッフの笑顔の中、ゆっくり過ごしてほしい」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~21時30分。

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