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三沢航空科学館で「ダンボールパーク展」 段ボール製遊具18種類に歓声

恐竜滑り台とボールプール

恐竜滑り台とボールプール

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 段ボールで作られた遊具を用意するイベント「ダンボールパーク展」が現在、県立三沢航空科学館(三沢市三沢)で開催されている。

段ボール迷路

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 春休みやゴールデンウイークに合わせて始まった。大きな恐竜の顔の口から勢いよく飛び出すことができる滑り台や、展示室いっぱいに広がる迷路、子どもの背丈ほどある箱を崩れないように重ねるバランスゲームなど、段ボールを使った18種類の遊具が並ぶ。

 初日は、長期休館後初の特別展示ということもあり、開館時間前から多くの親子連れが列を作った。子どもたちは、お気に入りの遊具で何度も遊んだり、歓声を上げたりして楽しんでいた。

 4月26日・27日には、段ボールの廃材で作った造形作品を紹介するイベント「ダンボリアン」(青森市)とのコラボレーションプログラムを行う。同イベントの関係者が講師を務め、段ボールを使ったお面を作るワークショップを開く。参加料は500円。定員は各日30人。実施日の9時から、同館エントランスホールで受け付ける。保護者の同伴が必要。

 同館スタッフの矢幅比呂邦さんは「SDGsの観点から企画した。段ボールの原料は植物性のパルプだが、現在国内に流通している段ボール向けパルプはほぼリサイクル品で、段ボール製造はリサイクルそのもの。環境について考えてもらう機会になれば」と話す。

 開催時間、午前の部=9時~12時、午後の部=13時~16時。入場料は、一般・高校生=400円、小中学生=200円、未就学児無料。5月6日まで。

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