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八戸に「らぁめん八の風」 こってりとあっさりの中間のスープ、極太麺で

「八風らーめん」(写真提供=らぁめん八の風)

「八風らーめん」(写真提供=らぁめん八の風)

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 ラーメン店「らぁめん八の風」(八戸市白銀町)が5月23日、八戸工業大学第一高校近くにオープンした。

来店を呼びかける織田匡さんと美香さん

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 野辺地町出身の織田匡さん・美香さん夫婦がラーメンを提供する同店。店舗面積は約10坪。席数は14席。カウンター席やテーブル席を用意する。店名は「八戸で旋風を起こしたい」という思いを込めたという。

 店内で打つ極太の麺を使う。匡さんは「つるつる、モチモチとした食感で、スープとよく絡む」と自信を見せる。

 人気メニューは「八風らーめん」(900円)。国産の鶏と豚でだしを取ったスープは、普段ラーメンを食べることが少ない人にも好まれる香りを目指し、「こってりとあっさりの中間を目指した」(匡さん)という。具材に使う県産のキャベツやモヤシはゆでずに炒め、歯応えが感じられるよう工夫した。

 麺にしょうゆダレを絡めた「八風あぶらそば」(900円)も用意。魚介スープを使う「中華そば」(700円)は、具材に100グラム以上の魚介や乾物をのせた。

 トッピングは、辛ザーサイ、チーズ、生卵など9種類。「八風らーめん」「八風あぶらそば」の麺は、最大350グラムまで無料で増量することができる。「食欲に自身がある人は挑戦してみて」と匡さん。

 以前からラーメンが好きだったという匡さんは2000(平成12)年、十和田市内のラーメン店に務めた。その後、県外で会社員として働き、2019(平成31)年3月に脱サラし同市でラーメン店「ラムちゃん食堂」を開業。ジンギスカンとラーメンを提供していたが、コロナ禍の影響を受け2024年3月、閉店に追い込まれた。同4月、「串揚げ酒場織田」を八戸屋台村「みろく横丁」(三日町、六日町)に出店。本格的にラーメン店をやりたいとの思いが強くなり、現在は両店を夫婦で切り盛りする。

 匡さんは「こってりしたラーメンが苦手な人でも食べやすく工夫している。一度食べに来てほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時30分~15時。

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