
市民や観光客に八戸の食を楽しんでもらうイベント「グルメツアーズ2025」が9月1日、始まった。
1988(昭和63)年に「味・知・飲・食(みちのく)グルめぐり」として始まった同イベント。和洋中さまざまな飲食店約20店が参加し、1,000円~3,000円台の単品料理や定食、3,800円~1万円の懐石料理、コース料理などを提供し、期間中の消費額に応じて応募できるプレゼント企画を用意している。
県外からの旅行客を対象に、参加店で使える2,000円分の食事券と新幹線の切符をセットした日帰り・宿泊プランも用意している。
20店のうち、5月にオープンした複合施設「ミチル種差」(八戸市鮫町)のレストランが提供しているのは、県産の牛肉や豚肉を使ったセット料理(2,000円~2,500円)。シャインマスカットのタルト、種差産の塩を使ったジェラート、ドリンクのセット(1,500円)も用意する。ツキウ食堂(湊町)は2種類の海鮮丼をセットした食べ比べセット(2,000円)を提供する。
八食市場寿司(すし、河原木)では、「極上ディナーセット」(3,820円)、「特選華セット」(2,000円)などを用意した。いずれも平日の16時以降に提供する。
公式LINEアカウントでは参加店の情報をマップ付きで紹介。現在地の近くにある店を探したり限定メニューをランダムで表示したりできるようにした。アカウントには期間中の消費額を記録。記録額に応じてタクシー券や宿泊券、食事券、商品券などの賞品を抽選で進呈する。
事務局を担当する八戸商工会議所の大南裕太郎さんは「昨年は観光客を対象としたが、今年は地元の人にも楽しめる内容にした。いろいろな飲食店を巡って、景品もゲットしてほしい」と話す。
11月3日まで。