
八戸市立小中野小学校(八戸市小中野5)の創立150周年を祝う「プロジェクションマッピング&スカイランタン」が10月7日、同校校庭で行われた。
150周年記念事業の一つとして同校「父母と教師の会」と小中野地区の住民が企画。9月20日に開いた周年記念イベント「小中野ふれあい夜店」で行う予定だったが、悪天候で延期していた。
当日の開始時刻は18時30分。30分以上前から地元住民らが詰めかけるなど児童・保護者と合わせ約1000人が集まり、周年を祝った。校舎の壁面いっぱいに映したプロジェクションマッピングの映像には、昔の同校周辺の写真や子どもたちの笑顔が次々と映し出され、歓声が起こった。続いてのカウントダウンに合わせ、子どもたちが「美容師になりたい」「ケーキ屋さんになりたいな」などと願いやメッセージを書き込んだ300個のランタンを一斉に空へ放つと、校庭は赤、緑、青、紫など色とりどりに揺れる幻想的な光に包まれた。子どもたちはランタンを見上げ、目を輝かせていた。
同会の坂本俊也会長は「創立150周年事業には愛着を持って子どもたちの教育に関わってくれている小中野の企業や団体の思いが結集されている。小中野小の児童のみならず、地域住民にも150周年の誇りが伝わったと思う」と話す。