史跡根城の広場(八戸市根城)で現在、本丸の大イチョウの紅葉が見頃を迎えている。
高さ約24メートル、周囲約9メートルの大イチョウ。鎌倉時代後期~南北朝時代の武将・南部師行が根城を築城した1334年から存在していたと伝わる。無数の葉が鮮やかな黄色に染まり、訪れる市民の目を楽しませている。
現在、「イチョウWeek」と題したイベントを開催している。大イチョウがある有料エリア「本丸」を無料開放し、毎日先着10人に記念品を進呈するほか、通年で販売する「御城印」(300円)にはイチョウの葉をあしらう。16日まで。
9日には本丸では色付いた木々を観賞する人や無料エリアにボールを持ち込んで遊ぶ家族連れが見られた。
施設長の寺地圭次さんは「黄金色に染まる大イチョウを中世の城とともに楽しんで」と呼びかける。
開場時間は9時~17時。