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八戸市役所近くに和食店「天草」 馬刺しは熊本産、桜鍋は青森産馬肉で

来店を呼びかける中村さん

来店を呼びかける中村さん

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 和食店「食彩酒房 天草」(八戸市内丸3)が八戸市役所近くにオープンして、11月23日で1カ月がたった。

熊本産馬肉を使うユッケ(写真提供=食彩酒房 天草)

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 十和田市出身の中村香菜さんが熊本産・青森産の食材を使った料理を提供しようと出店した。約50年の料理人経験を持つ父の山田正次さんが腕を振るう。店舗面積は9坪。客席は小上がりやカウンター、テーブル席など約20席。

 ディナーの看板メニューは馬肉料理。馬刺し(1,880円~2,800円)やユッケ(1,250円)には熊本産の馬肉を使う。「熊本の馬肉は脂分が多く、舌の上でとろけるような食感が特徴」(中村さん)という。山田さん手製のだしを使った桜鍋(1,800円)には青森産の馬肉と野菜を使い、食事中に追加注文できる「お代わり肉」(1,400円)、「南蛮漬け」(200円)、野菜(520円)、雑炊、うどん(以上400円)も用意した。「さっぱりとした馬肉とみそ味で、青森らしさを楽しんで」と中村さん。

 中村さん「お薦め」の一品料理は熊本の地鶏「天草大王」を使った長さ約30センチほどの「大手羽先塩焼き」(1,080円)、天草産クルマエビの刺し身や塩焼き(以上1,680円)など。だし巻き卵(750円)は「父の経験が生かされた昆布だしやカツオだしを使った自慢の味」(中村さん)だという。

 ランチとディナーで提供する定食メニューは、「天草大王」を使った親子丼(1,680円)、山田さん手製の甘口のタレをかけて食べる熊本産馬肉のユッケ丼(1,880円)、青森県産のニンニクを使った「ガーリック炒飯(チャーハン)」(980円)など9種類。冬季は馬肉を使った「さくら鍋焼きうどん」(1,380円)も提供する。酒類は熊本産の焼酎や青森産の日本酒などを用意する。

 中村さんは「アットホームな店内で本格的な食材を使った料理を楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~21時。日曜・祝日定休。

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