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八戸「こどもはっち」に新しいからくり時計 「動く紙芝居」を南部弁で

南部昔コからくり時計

南部昔コからくり時計

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 木のからくり作家・高橋みのるさんが制作した「南部昔コからくり時計」が12月24日、八戸ポータルミュージアムはっちの「こどもはっち」(八戸市三日町)に寄贈された。

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 新たに設置されたのは、紙芝居をイメージした高さ1.1メートル、幅1メートルのからくり時計。南部弁の継承に取り組むSG GROUPホールはちのへ(八戸市公民館、内丸1)の柾谷伸夫館長の語りで、旧南部領の昔話「南部昔コ」の「ねずみの相撲」の物語が流れる。

 物語は「やせねずみ」と「長者のねずみ」が相撲をとっている場面、負けてばかりいる「やせねずみ」に食べさせようとおじいさんとおばあさんが餅をついて戸棚に入れる場面、餅を食べて大きくなった「やせねずみ」が「長者のねずみ」に相撲で勝つ場面、「やせねずみ」が恩返しをする場面の4部構成。

 高橋さんは「今までにないからくり時計が出来るとわくわくしながら制作した。子どもたちは南部弁が分からなくても見ているだけで楽しいと思う。何回も聞いてもらううちに、南部弁の継承につながれば」と話す。からくり時計は、今年2月に同館が開館15周年を迎えることにあわせ企画。構想に1年、制作に4カ月を要した。ナレーションとからくり人形の動きがぴったり合うようにプログラムを組むことに苦労したと言う。クラウドファンディングで支援を募り、時計の隣には支援者の名前を刻んだ木札も設置した。

 12月24日、同施設を訪れた約30組の親子連れは、表情豊かに動くからくりに歓声をあげ、光や音楽、人形の動きに目を輝かせていた。

 同施設の平間恵美さんは「南部弁のお話と人形の動きや音楽が、想像をはるかに超えて素敵。ぜひ家族で見に来て」と呼びかける。

 開館時間は9時30分~16時30分。火曜定休。からくり時計は9時30分から1時間ごとに作動する。

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