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南郷で農家営む中村さん、園地にコーヒースタンド「サメノクチ」 野菜販売も

来店を呼びかける店主の中村さん

来店を呼びかける店主の中村さん

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 コーヒー店「COFFEESTAND SAMENOKUCHI(コーヒースタンドサメノクチ)」(八戸市南郷大森)が鮫ノ口バス停近くにオープンし、2月5日で2カ月がたつ。

コーヒーはハンドドリップで提供する(写真提供=サメノクチ)

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 南郷地区で農家を営む中村晴菜さんが園地に開設した同店。父の景一さんが建てた小さなコーヒースタンドで、ドリップコーヒーやドリンク、スイーツ、収穫した野菜を販売する。店のコンセプトは「農業にちょっといいコーヒーを」。店名の「サメノクチ」は店を構える大森鳩田地区周辺の昔からの愛称から取った。中村さんのお薦めはハンドドリップで提供するコーヒー「ソカロブレンド」(540円)。南部町でコーヒーや菓子を販売する「ソカロ」直伝の製法で焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を使う。「香り、甘み、苦み、こく、酸味のバランスが良い」(中村さん)という。

 夏に収穫したブルーベリーを使った「ブルーベリーソーダ」(480円)は、透明のプラスチックカップに入れて提供。ソーダと赤紫の果汁が混ざり合うグラデーションの美しさにもこだわった。日によってラインアップを変える焼き菓子は、中村さんが栽培した野菜や果物を使う。

 冬季限定のパッケージ商品として「飴(あめ)掛け南部煎餅」(260円)を用意。割れた「南部せんべい」にべっこうあめをかけた。「子どものころよく食べていた。コーヒーにも合う」と中村さん。

 中村さんは八戸工業高専建築学科を卒業後、青森市内の企業に就職。2024年に南郷地区の実家に戻り、家族の協力を得て農業を始めた。夏はブルーベリーやニンニク、冬はチンゲン菜やホウレンソウなどを生産し、近くの道の駅なんごう(南郷中野)直売所で販売している。「ソカロ」を経営する佐野友美さんが開くコーヒー教室に3年通い、農家の多い同地区で憩いの時間を提供しようと園地に出店した。

 「店や農業用のハウスなど、全て父が作ってくれた。店を始める時に応援してくれた両親には感謝しかない」と中村さん。「おいしいコーヒーと焼き菓子、新鮮な野菜がある。営業中は赤い旗が立っているので目印に来てほしい」と呼びかける。今後は、ブルーベリーの収穫とコーヒーを楽しんでもらうイベントも検討しているという。

 金曜~日曜、祝日に営業。営業時間は10時~16時。

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