八戸の青山テラス(三日町)2階青山ホールで7月17日、アマチュア役者らによるコメディーステージ「スベってなんぼ!スベりだい」が開かれる。
八戸で演劇活動をしているアマチュア役者による喜劇と当日限定お笑いコンビ「ポトロバール」によるコントなどが行われる。同コンビの高下タカヒロさんは普段は「テントセン」というお笑いコンビで八戸を中心に芸人として活動中。今回は大学の後輩の日向さんとコンビを組んでコントに挑戦する。
イベントタイトルの「スベってなんぼ!スベりだい」にはスベり芸を中心としたシュールな笑いを巻き起こすことと、若手芸人がスベることを恐れずにステージに上がるという思いが込められている。
イベントを企画し自身も出演する石戸さんは「近年『演劇のまち八戸』の復活を目指して、新しい劇団の立ち上げや演劇の自主公演の増加が見られる八戸だが、まだまだ若手が前に出られる機会は少ない。八戸の演劇を盛り上げていくためにも、若手にもっと頑張ってほしいと思い企画した。演劇をやってみたい、自分で何かを企画してみたいと思っている人の背中を押せれば」とイベントの動機を話す。
今回が初めてのイベント主催という石戸さんは「今までアマチュア劇団に所属して演劇活動をしていた。自分も他の若手役者たちも、与えられた役を指示通りにこなしているだけだった。それだけでは芽が出ないと思い、今回自分が一から企画をしてみた。初めてだったので、何もかも手探り状態。至らない点も多々あると思うけれど、精いっぱい頑張るのでぜひ見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。
昼の部=14時開演(13時30分開場)、夜の部=19時開演(18時30分開場)。1回のステージは約45分を予定。チケットは前売り・当日とも700円。前売り券の購入はツイッターで受け付ける。