八戸の櫛引(くしひき)八幡宮で2月3日、1年の災難よけと開運招福を祈願する「開運招福祈願祭」と豆まき神事が行われた。
楽しみながら節分の意味を知ってもらおうと同神社が企画し、今年で3回目となる「開運招福祈願祭」。
当日は、参拝者に向け拝殿前の特設舞台から神前に供えた「福豆」をまいた。福豆には当たりが入っており、市内の企業・団体から寄付を受けた商品を当選者に福分けした。参拝者には災厄を祓(はら)う「串札」と「枡」と福豆を授与した。
豆まきは、宮司、みこなどの神社関係者のほか、地元議員やスポーツチームのヴァンラーレ八戸FCや東北フリーブレイズの選手も参加した。ヴァンラーレ、フリーブレイズの選手たちに混じり、マスコットキャラクターのヴァン太君とブレイジー君も豆まきに参加。スポーツ選手を間近で、競技中ではない素の顔を見る貴重な機会とあって、両チームのファンも大勢訪れていた。
同神社権禰宜(ごんねぎ)の大久保昌義さんは「ヴァンラーレやフリーブレイズの選手が来たこともあり、大変盛り上がった。来年もぜひ大勢の人に参加してほしい」と話す。