八戸エリア初出店となる「スターバックスコーヒー八戸田向店」(八戸市田向)で9月13日、翌日に控えたオープンを前に内覧会が開かれた。
当日は報道関係者や地元関係者、スタッフの家族などを招き、同店のみで限定販売する「八戸タンブラー12oz」(350ミリリットル、1,500円)も公開した。店内では、トレーニングを兼ねて実際にドリンク類も提供した。
店舗スタッフ28人は6月から採用され、7月からの研修でトレーニングを積み、この日に臨んだ。ストアマネジャーの大場博志さんは「何でも言い合えるフラットな組織作りを心掛けてきた。スタッフは何があってもしっかり対応してくれる。明日のオープンも明るく一緒に盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。
八戸の景勝地である蕪島やウミネコ、八幡馬、ドクターヘリ、イカ釣り漁船など、地元ゆかりの絵柄が多数描かれた「八戸タンブラー」を担当した、スターバックス コーヒー ジャパン(東京都渋谷区)カテゴリーマネジャーの濱田和史さんは「デザインする際に地元の人にインタビューを行い、地元の人がイメージする八戸の要素を多く取り入れた。台紙のつなぎ目がタンブラーを一周して、ちょうどつながるようにした」と工夫した点を挙げた。
友人と訪れていた会社員の松橋さんは「国内の出張はもとより、海外の出張の時にもスターバックスはよく利用する。知らない土地でも安心して入れるのが魅力。田向店は閉店が24時なので、オープンしたら読書するなど、ゆっくりと楽しみたい」とコーヒーを片手に期待を寄せた。
店舗面積は約49坪で、席数は55席(うちテラス席16席)。営業時間は7時~24時