10月1日の日本酒の日に合わせ、地酒で一斉に乾杯する取り組み「日本全国地酒で乾杯!」が全国各地で行われ、八戸の中心街でも20時に一斉に地酒で乾杯する姿が見られた。
「地酒研究会はちのへ」(八戸市美保野)が企画した同イベント。地元の地酒好きが集まった同研究会は「地酒で地元を盛り上げよう!地元で地酒を盛り上げよう!」が合言葉だ。
八戸ポータルミュージアムはっちでは、1階のはっち広場で18時から青森県や岩手県北の10酒造の地酒が1杯100円で販売された。一度に複数の地酒を安価に飲み比べることができるとあって、多数の日本酒好きが集まり「延べ500人は訪れたのでは」(同研究会)という盛況ぶりだった。
20時を前にカウントダウンが行われ、20時ちょうどに会場にいる全員で一斉に地酒で乾杯を行った。乾杯の後、小林眞市長は「八戸は日本酒のおいしい街。若いころからずっとそう思っていた」とあいさつ。
20時過ぎからは、八戸市内を中心に北千住や八王子の居酒屋などでの「地酒で乾杯」の様子がフェイスブックの同研究会のページにアップされた。
市内から会社の同僚と訪れたという杉本さんは「10杯以上は飲んだ。火がついたので、これからさらに飲みに行く」と赤ら顔で話していた。