八戸プラザホテルアーバンホール（八戸市柏崎）で10月5日、ディスコ・イベント「Disco＆Disco Greatest Hits 2012」が行われた。開催は3回目、「70～80年代のディスコが元気だった当時にホールへ通っていた人たちに昔を思い出して楽しんでもらおう」と同ホテルが企画した。

　会場は、ミラーボール、お立ち台、ドライアイスなどの演出で当時の雰囲気を再現。当時はまだ生まれていなかった20代から、当時を知る50代まで幅広い年齢層の約240人が集まった。70年代のファンク、ソウル、ロックから80年代のユーロビートまで、幅広いジャンルから選曲された音楽に合わせ思い思いにダンスを楽しんだ。ジェームス・ブラウンなど当時のヒット曲がかかる度に歓声が沸き上がり、当時流行のステップを披露する姿も見られた。

　市内から参加した自営業の沼畑さん（30代）は「若いころに通っていたディスコを思い出して踊りまくった。でも、当時はこんなに息切れしなかった」と苦笑いする。

　同イベントを担当し、DJも務めた同ホテルの神山明久さんは「今回で3回目だが、毎回来てくれる人もいてうれしい。女性が特に元気で、そのパワーに圧倒される。実際の年齢はさまざまだが、ここに来れば全員が20代になれる」と話す。「次回は未定だが、SNSなどを活用してリクエストしてもらうなど参加型のイベントにしたい。仮装大賞やハッスル大賞なども考えている」と、すでに次回開催へ向け構想を練る。