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熊谷雄一八戸市長インタビュー 地震復興や新年度の施策、ヴァンラーレの「推し活」も

  昨年12月に発生した地震への対応や今後の市政について、熊谷雄一八戸市長がコミュニティー放送局「BeFM」(八戸市番町)の特別番組で語った。地震からの復興を最優先課題とする考えや、2026年度の施策を説明。一方で、「一日一生」を大切に毎朝4時に起きて仕事に向かう日課や、J2に昇格した「ヴァンラーレ八戸」の「推し活」など、素顔ものぞかせた。

 

――昨年12月8日に発生した地震についてお聞きします。

 まず、この地震により被災された市民および事業者の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。地震は青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震で、南郷地区では震度6強、内丸地区では震度6弱を観測しました。津波警報も発表され、八戸港では最大40センチの津波を観測しています。

 

――発災直後、市ではどのような対応を行ったのでしょうか。

 発災と同時に災害対策本部を設置し、津波警報に伴う避難指示を発令しました。市内23カ所に避難所を開設し、避難状況の把握や市民への情報発信などを行いました。

 

――その後の支援についてはいかがでしょうか。

 被災現場や施設を視察し、被災した住家や利用者を訪問してニーズを把握しながら支援を進めています。罹災(りさい)証明書の早期発行のほか、被災事業者を応援する「マチニワナイトマーケット」を実施しました。中小企業の事業再建を支援する補助金制度やクラウドファンディング活用支援なども行っています。今後も国や県と連携し、早期復旧に取り組んでいきます。

 

――2026年度はどのようなことに力を入れますか。

 まずは震災からの復興を最優先に取り組みます。そのうえで、公約にも掲げている「若者が活躍できるまちづくり」「産業力の強化」「食のまちの推進」を進めていきたいと考えています。

 

――若者施策については。

 若者は地域の活力を担う存在です。「まちの魅力創生ネットワーク会議」を発展させ、仮称ですが「八戸みらい創造塾」などの取り組みを通じて、若者が八戸に愛着を持ち、住み続けたいと思えるまちづくりを進めたいと考えています。

八戸三社大祭

――観光についてはいかがでしょうか。

 観光振興プラン「ハマる、ハチノヘ。」に基づき、種差海岸など八戸の魅力を市内外へ発信していきます。実は最近、私自身も種差海岸へ足を運ぶ機会が増え、その素晴らしさはまず市民の皆さんに知ってほしいと思っています。

 

――ここからは少し市長ご自身の話も伺います。大切にしている言葉はありますか。

 「一日一生」という言葉を大切にしています。一日一日を精いっぱい生きるという意味です。

 

――どんな風に実践しているのですか。

 毎朝4時に起きるんです。「今日も一日頑張ろう」と思いながら一日を始めています。

――かなり早起きですね。

 夜中の1時や2時に目が覚めることもあるのですが、その時間帯はどうしても気持ちが落ち込んだりすることもあります。でも朝起きてその日の仕事を考え始めると、だんだんやる気が出てくるんですよ。

――最近の「推し」はありますか。

 やはりヴァンラーレ八戸ですね。昨年J2に昇格しましたし、キャプテンの大西選手をはじめチームの皆さんを全力で応援したいと思っています。

――最後に、市民へメッセージをお願いします。

 震災からの復旧に取り組む中で、冬の国民スポーツ大会や八戸えんぶりなどをきっかけに、少しずつ街に活気が戻ってきていると感じています。復興を進めながら、若者の活躍や産業力の強化、「食のまち八戸」の推進に取り組み、市民の皆さんと共に八戸の未来をつくっていきたいと思います。

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