八戸市の八戸東高校(八戸市類家1)表現科による「第15回表現科公演 綾 ~きみとめぐりあい歩む道~」が7月11日、八戸市公民館「公会堂文化ホール」(内丸1)で開かれる。
表現に関する専門的な学習に取り組む同科。「表現科」の名称は全国唯一。同科は2003(平成15)年に開設され、言語表現、身体表現、映像機器、舞台芸術などに関する専門科目を幅広く教える。青森県教育委員会の「ドリカム人づくり推進事業」指定校にもなっている。
公演は表現科が設置された2年後の2005(平成17)年に3年生による「卒業公演」として初開催。その後卒業公演ではなく授業の成果を発表する場とし、1年生と2年生も加え「表現科公演」となった。
公演では各学年別に1年生がオリジナルダンス、2年生が群読、3年生が映像表現と演劇(オリジナルミュージカル)を披露する。音響、照明、舞台監督などの裏方も全て生徒が担当する。
公演実行委員長の栁沢明璃咲さんは「今回の公演のテーマは『綾(りょう)~君とめぐりあい歩む道~』となっている。今まで出会ってきた仲間たちと創り上げる過程や、当日の雰囲気を大切にしたいという気持ちで準備をしている」、照明責任者の長内陽菜さんは「舞台の上でパフォーマンスする人たちが『輝けるように』仕事をしっかりして行きたい」、音響責任者の中居彩佳さんは「過去2年とは違う形なので、そこで得たものを生かしつつ、1・2年生とも協力して最高の舞台を目指す」とそれぞれ話す。
17時開演。入場無料。