アジアリーグ・アイスホッケーの「東北フリーブレイズ」の2019-2020シーズンの総決起集会が8月22日、デーリー東北ホール(八戸市城下)で行われた。
決起集会では監督や選手が集まったファンを前に今季の意気込みを述べ、5シーズンぶりのアジア王座奪還と全日本選手権優勝を誓った。
東北フリーブレイズはチーム創設10シーズン目だった昨季、8チームによるレギュラーシーズンで初の最下位を喫し、悔しさを味わうシーズンとなった。今シーズンは9シーズンぶりの復帰となるDF河合龍一(背番号2)選手や、中国や韓国のチームで6シーズンアジアリーグでのプレー経験を持つFWブレッド・パーナム(同28)選手など8人の選手が新たに加わった。
決起集会では全選手23人が登壇。今シーズンの決意披露や昨シーズンに選手が着用したユニホームの公開抽選会などが行われ、集まったファンや関係者と共に大いに盛り上がった。
田中豪キャプテンは「昨シーズンの悔しさを糧に7月1日から今季のチームがスタートして毎日努力している。チーム一丸となってファンの皆さんと共に久しぶりの優勝を成し遂げたい」、若林クリス監督は「フリーブレイズらしく走ってハードワークして粘り強く戦い、地域での活動やアイスホッケーの底辺拡大や普及もこれまで以上に行っていく。愛されるチームとアジアで最高のホッケータウンを目指していきたい」とそれぞれ話した。
今シーズンのアジアリーグは日本4チーム・韓国2チーム・ロシア1チームの3カ国7チームが参加。8月31日から1月末までのレギュラーシーズンで各チームが36試合を戦い、上位4チームによって2月から始まるプレーオフで優勝チームを決定する。
フリーブレイズの開幕戦は8月31日17時からと9月1日15時30分からテクノルアイスパーク八戸(新井田西4)で王子イーグルスと2連戦を行う。チケットは東北フリーブレイズのホームページや会場のテクノルアイスパーク八戸、スーパースポーツゼビオピアドゥ八戸店で販売中。ファンクラブ会員限定でビール・ドリンク飲み放題などさまざまなイベントも行われる。