学生らがデータを活用しながら地域課題と解決を考える「チャレンジ!!オープンガバナンス」が9月10日、南部会館(八戸市内丸3)で開かれた。
同取り組みは今回で3回目。八戸商業高校、ヤフー八戸センター、アイティコワーク、八戸市の産学官が連携しアイデアとマラソンを掛け合わせた「アイデアソン」で地域課題に取り組んだ。
アイデアソンは八戸市が課題とする「公共交通で豊かなまちづくり」「八戸市の魅力を伝えるプロモーション」「八戸まちなか広場『マチニワ』を活用した八戸市中心市街地の活性化」をテーマに行われた。高校生の柔軟な発想で、大人たちが気付かない点や、「どうすれば八戸がよくなるか」という素直で率直な意見も多く出たほか、生徒たちは他の意見も尊重しつつ自分の意見も述べ、生徒たちの成長にもつながった。
ヤフーの水梨しのぶさんは「ヤフーでは、データを使って人々の課題解決をするサービスを行っているが、高校生の皆さんとデータを見ながら課題解決のアイデアを出していくという取り組みは非常に刺激的」、八戸商業高校教諭の阿部靖彦さんは「教育効果も高い活動だと思っているので、生徒たちの柔軟な発想を生かし、多くのことを学び取れれば」とそれぞれ話した。