地域住民や鉄道ファンらで構成する向山(むかいやま)駅愛好会は「おらんどの駅祭り」を10月27日、青い森鉄道向山駅(青森県おいらせ町)で開催する。
向山駅愛好会は、向山駅を愛する人たちが地域の観光や魅力などを発信することを目指し取り組んでいる団体。おいらせ町にある青い森鉄道向山駅をこよなく愛する地元の人々と、全国の鉄道ファンで組織されている。同会では、昭和の香り漂う向山駅を後世に残すための保存活動や、地域の魅力を向山駅から発信することを目指し、2011(平成23)年から向山駅ミュージアムを開設し、地域の活性化に取り組んでいる。
今年の「おらんどの駅祭り」は、新しい取り組みとして、町内の飲食4店がオリジナルの駅弁を販売する駅弁フェアを開催。午前は向山駅ハイキング、午後は向山駅のオリジナルイメージソングを発表するライブを開催。新たなイメージソング「また会おう」は、階上町のふるさと大使でもあるシンガー・ソングライターの古屋敷裕大さんが制作。このほか、駅弁を購入すると参加できる大抽選会や、物販、ジオラマ体験、 リース作り体験などが行われる。イベント後は、イルミネーション点灯式もある。
向山駅愛好会会長の、中村淳悦(じゅんえつ)さんは「今回のおらんどの駅祭りは、向山周辺をイメージしたイメージソング、駅弁フェアなど、盛りだくさんなので、ぜひ来てほしい」と話す。
開催時間は10時~15時(イルミネーションの点灯は16時~)。入場無料。