サッカー・J3「ヴァンラーレ八戸」(八戸市)と上北農産加工(十和田市)がコラボレーションした焼き肉のたれ「ヴァンたれ」がの発表会見が11月29日、ダイハツスタジアム(八戸市市川町)で開かれた。
上北農産加工の主力商品として全国レベルでも知名度の高い「スタミナ源たれ」をヴァンラーレ八戸とコラボしたオリジナルラベルで販売する。今年青森県初のJリーククラブとなったヴァンラーレが地元の魅力発信を目指す中で、「全国から来場するサポーターに地元の特産品をお土産に購入してもらうために地元になじみのある企業・商品とコラボ商品ができないか」と上北農産加工に打診し、今回の企画が実現。青森県内外にヴァンラーレを通じ、広く商品の販売やPRを行い、地元の魅力発信を狙う。
今回発表されたラベルはヴァンラーレのチームカラーのグリーンを基調に、チームロゴやマスコットキャラクターのヴァン太、そしてチーム名と商品名を掛け合わせた「ヴァンたれ」がデザインされている。
ヴァンラーレ八戸事業統括本部長の菅原康平さんは「今年、選手とサポーターでニンニクの植え付けのイベントも行ったので、来年無事に収穫できればそれを使った商品も企画していきたい」、上北農産加工常務取締役の大山安博さんは「J2、J1を目指しているヴァンラーレを上北農産加工も社を挙げて応援していきたい」と話す。
ヴァンたれは、ヴァンラーレ八戸が12月1日から実施しているクラウドファウンディングや、2020年シーズンのオフィシャルファンクラブ入会の返礼品として2月に発送予定。一般販売は春に行われる2020年シーズンのホーム開幕戦の会場を予定。一般の小売店やアウェー戦会場での販売も検討している。