冬場も子どもたちに元気に遊んでもらいたいと八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸市三日町)で1月19日、「段ボール迷路&積み木で遊ぼ!」が開かれた。
八戸市中心街に位置する同施設は、開放型の空間で天井も高いという施設の特性上から冬場の利用者が減少する傾向にある。冬場でも連続的にイベントを仕掛けることで利用者の増大につなげようとイベントを企画した。
会場には大人も潜れる段ボール迷路を設置。当初は、同日開催の八戸市消防団出初式が終了後に開始する予定だったが、開始前から子どもたちが詰め掛け時間を前倒しするほどの人気となった。始まってからも段ボール迷路にはひっきりなしに子どもたちが訪れ、迷路の途中から頭を出して保護者に手を振ったり、出口からすぐ入り口に走り何度もチャレンジしたりする姿も見られた。
踊り場ステージでの積み木コーナーでは、自分の背丈より高く組み上げた積み木に大喜び。不安定なバランスになり一気に崩れると子どもたちの歓声が響いた。会場には前日まで「成人お祝いバルーンフォトスポット」のバルーンが飾られていて、そのバルーンをもらって喜ぶ姿も見られた。
イベントを主催した八戸ポータルミュージアム「はっち」コーディネーターの中世古有紀さんは「大勢の子どもたちが詰め掛けうれしく思う。2月1日から「『鬼はマチニワ』マチニワの節分2020」と題して、はちのへ三社大祭で実際に使用された赤鬼が登場するイベントを行う。そちらお楽しみに」と話す。