「和・洋・中」のプロの料理人が創作料理の腕前を競う「八戸料理人の腕自慢　令和初春を祝って」が2月20日・27日、八戸ポータルミュージアム「はっち」（八戸市三日町）で開かれた。

　同イベントを主催する八戸市調理職業訓練協会では、八戸市内の飲食店などで調理に従事している料理人の技術・サービス向上を目的とした勉強会を年に数回行っている。その勉強会の集大成として、毎年この時期に発表会を行っている。

　審査基準は「料理技術」「原価相当」「郷土性」「季節感」「バランス」の5項目。和食・洋食・中華の3点が同時に発表され、八戸市長賞、八戸調職業訓練会長賞、はっち館長賞などの賞を設けている。一般市民も、和食・洋食・中華それぞれの楽しみ方を見ることができる。

　同協会会長の豊田美好さんは「会場で味見はできないが、和食・洋食・中華の楽しみ方を目で楽しんでほしい。普段は出せない料理を提供しているので、職人たちにとっても楽しい機会となっている。より多くの市民の方々に、八戸の調理士の技術を見てもらいたい」と話す。