八戸中心商店街連絡協議会では、新型コロナウイルス感染防止対策事業として「安心・安全推進 WE ARE CLEAN&SAFEキャンペーン」を6月中旬に開始する。
新型コロナウイルスの影響や先行きが不透明な状況が長引く中、八戸市内の飲食店も苦境に立たされながら感染防止対策に取り組んでいる。
八戸市中心街の総合的な活性化に取り組む同協議会では、市民により安心して利用してもらえる環境づくりを進めるためにキャンペーンに着手。キャンペーンはソーシャルディスタンスの確保や換気の徹底、消毒液の設置など青森県が定める対処方針にのっとって感染防止に努める店舗に対して「We Are Clean&Safe(清潔、安全を推進します)」のスローガンが書かれたフラッグを6月中旬から配布し、消費者に安全であることをPRする。
フラッグは青と白でデザインし、3000部を作成。安心・安全な店であることをアピールするため店内に掲示してもらう予定。
6月12日には協議会のメンバーが八戸市の小林眞市長を表敬訪問し、キャンペーンの概要について説明。報告を受けた小林市長は「安全な環境を作って人が利用しやすいようPRしてもらいたい」と期待を示していた。
同協議会会長の松井正文さんは「市民の皆さまの心配を払拭(ふっしょく)するためにこのキャンペーンを開始した。安心して食事や買い物を楽しめるようにアピールしていきたい」と期待を寄せる。