青森県階上町の農村活性化センター「フォレストピア階上」で8月から、ヨモギと丸ごとトマトの2種の新作ジェラートを期間限定販売している。
三陸復興国立公園にも指定され日帰り登山で人気のある階上岳の登山口に位置する同店。地元産の野菜の販売や食堂では地元名物のそばも提供し、地元の人や観光客が行き交う人気スポットになっている。
ジェラートは現在バナナ、あずき、丸ごとトマト、パイナップル、濃厚ミルク、いちご、早生そば、桑の葉、マンゴー、よもぎ、チョコレート、ブルーベリーの14種類を販売。シングルが300円、ダブルが350円。同店の蔦林とき子さんは「子どもにはチョコレート、パイナップル、マンゴーが人気」と話す。
新作のヨモギは地元階上産のヨモギを使い、繊維入り。ヨモギをそのままアイスにしたような濃厚な味が特徴で、さっぱりしていて甘いアイスが苦手な人でも食べやすいよう工夫する。丸ごとトマトは階上産「プチぷよトマト」を使い、トマトの酸味と甘みが絶妙で、老若男女問わずおいしく食べられる味に仕上げる。どちらも期間限定販売で、10月ごろまでの販売を予定する。
10月以降は秋の野菜のカボチャやサツマイモ、枝豆など使ったアイスを販売予定。
蔦林さんは「季節ごとに新作のジェラートメニューを考えて、期間限定で販売している。これからの季節は階上岳の紅葉が始まるので、紅葉とジェラートの組み合わせもお薦。ジェラートは店内で一から作っているので、材料切れで販売できないこともある。手作りで不純物ゼロなので素材の味そのままのジェラート」と来店を呼び掛ける。
「冬は休業と思われがちだがジェラートは一年中販売している。店内を暖房で暖めているので、冬季も立ち寄ってほしい」とも。
営業時間は10時~17時(ジェラートの販売は16時まで)。火曜定休。