風土をテーマに、地元のこだわり農産品や加工品が並ぶマルシェ「38 Fuud Food Marche風土と食と音のマルシェ」が9月12日・13日、八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸市三日町)で開かれた。
イベントは2018(平成30)年から始まり、今回で3回目。マルシェには八戸圏域連携中枢都市圏を構成する八戸市・三戸町・五戸町・田子町・南部町・階上町・新郷村・おいらせ町の8市町村の「やる気あふれる生産者」が集合。単なる物産展とは異なり、「風土をテーマに、地元のこだわり農産品・加工品・人気料理店」を、それぞれの地域のおいしさでアピールする人気企画となっている。
アンバサダーとして、ビストロ「origo」(鷹匠小路)オーナーの豊川智さんを迎え、キッチンブースで地域食材などを使ったメニューやドリンクをその場で提供した。キッチンブースでのシェフの手際に、足を止め見入る人も。
マルシェ当日は悪天候のため、当初予定されていた屋外ブース「ヨコニワマルシェ」は中止となった。しかし、客足は途絶えずお昼過ぎにはすでに売り切れとなった出店者も複数あった。
新型コロナウイルス感症対策として、3カ所の入り口にはスタッフが常駐し検温と手指消毒の徹底。出店者・スタッフは、マスクやフェースガードを着用し接客し感染拡大防止に努めた。
イベントを主催した八戸ポータルミュージアム「はっち」スタッフの平井真里さんは「新型コロナウイルス対応に加え、悪天候でバタバタしてしまった。想像以上にたくさんの方に来場いただき、どの店もにぎわいとてもうれしく思う」と話していた。