八戸国際交流協会がハロウィーンをテーマとした写真をメールやインスタグラムで募集する「写真でHappy Halloweenコンテスト」を実施している。
同協会では2003(平成15)年からハロウィーン関連のイベントに取り組んでいる。近年は「ハロウィンツアー」を10月最終日曜に八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で実施。約300人の親子がアニメやゲームのキャラクターや妖怪などに扮(ふん)し、中心街の店舗や施設を巡り「トリックオアトリート!(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」の合言葉を言うとお菓子をもらうことができた。館内では仮装コンテストや体験型のゲームなどを実施していた。
6月の交流促進部会の定例会で今年は例年通りの実施が難しいと判断し、自宅に居ながら楽しめる企画として写真コンテストを実施することにした。コンテストは、ハロウィーンをテーマとした思い思いの写真を撮影し、メールやインスタグラムで投稿する。新たに撮影したものでも、過去1年間に撮影したものでも良い。参加資格は八戸市や八戸市近郊在住であることが条件。インスタグラムの場合は「@hachinoheworld」のアカウントをフォローし、「#八戸ハロウィン2020」、「#八戸国際交流協会」のハッシュタグを付けて投稿する。
締め切り後、交流促進部会のメンバーや、元国際交流員、市内在住の海外出身者などの有志が審査し、上位10組にはお菓子をプレゼントする。応募に当たっては、八戸国際交流協会の注意事項や利用規約を参照してほしいとしている。締め切りは11月8日。
協会ではイベントを開くことができなくてもハロウィーンを盛り上げていこうと、「@hachinoheworld」のストーリーでハロウィーンの歴史、世界各国でのハロウィーンの過ごし方、これまでのイベントの様子などを発信する予定。
同協会では例年9月に開催している「国際交流フェスタ」について、今年9月時点での開催を見送っている。昨年はマチニワで開催した。八戸市はベトナム、中国、フィリピンなどの出身者が多く、フェスタではそれぞれの国の遊びや文化を発信してきた。11月以降の状況を見て、フェスタを含めた各事業の実施の可否を判断していくことにしている。
八戸国際交流協会事務局で八戸市市民連携推進課の田中野(とおや)さんは「今年のハロウィーンはおうちで楽しめる写真のイベント。家族でハロウィーンを楽しみ、その様子を奮って応募してほしい」と話す。