10月26日に行われた第56回プロ野球ドラフト会議で指名を受けた八戸学院大学の大道温貴投手と中道佑哉投手が11月7日、八戸市の小林眞市長を表敬訪問した。
広島東洋カープから3巡目で指名を受けた大道投手は埼玉県川口市出身で春日部共栄高校から八戸学院大学に入学。最速150キロの直球とスライダーやチェンジアップなど多彩は変化球を武器とする本格派右腕。今秋の北東北大学リーグ・富士大学戦ではリーグ1試合最多タイ記録となる18奪三振をマークするなど通算22勝を上げた。
福岡ソフトバンクホークスから育成2巡目で指名された中道投手は、十和田市出身で八戸学院野辺地西高校から八戸学院大学に入学。最速147キロの直球にスライダーやスプリットを織り交ぜる技巧派左腕。この秋のリーグ戦ではノーヒットノーランを達成するなど、リーグ通算11勝をあげた。
大道投手は「1日も早く1軍で活躍しているニュースを八戸に届けられるように日々頑張っていきたい」、中道投手は「育成での指名なので、少しでも早く支配下登録され1軍デビューできるように努力したい」とそれぞれ抱負を話した。
これを受けて小林市長は「八戸学院大学出身で先輩のプロ選手も数多くいるのでできるだけ早く1軍に上がって、テレビで応援できる日を楽しみにしている。また八戸の子どもたちの指導にも力を貸してほしい」と激励した。
プロ生活に向けて現在は体力づくりなどに励んでいる両投手。今後は仮契約などを経て、年明けの新人合同自主トレから始動する予定。