市民から募ったこいのぼりを展示する「眠っているこいのぼりに光を!」が4月16日から、八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸市三日町)で開かれている。
この取り組みは2019年から始まったが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で展示を断念。2年ぶり2回目の展示となる。取り組みは「マチニワで季節に合った催しをしたい」「家庭で使わなくなり眠っているこいのぼりに光を当て、再び泳ぐ姿をマチニワで見てもらえれば」という思いから始まった。
今年は市民から寄付されたこいのぼりを56本を展示。大きさや色もさまざまで、たくさんの種類のこいのぼりでマチニワが一層華やかになっている。暖かい時期になれば、マチニワのスライドガラスを開けるので、マチニワを通り抜ける風で尾びれがゆらゆらと揺れるこいのぼりを見ることもできる。見に訪れる子どもやこいのぼりの写真を撮っている大人の姿も多く見られる。
企画を担当するはっちコーディネーターの櫛部晃代さんは「こいのぼりをまた泳がせたいと寄付して下さった皆さまの思いを再び叶えることができてよかったと。中心街に来た際にはこいのぼりを見上げて暖かくなった八戸の気候を楽しんでいただければ」と話す。「マチニワでは今後も季節に合った展示やイベントを企画している」とも。
展示期間は5月5日まで。開場時間は6時~23時。入場無料。