自動車整備の大切さを啓発する自動車の街頭点検が5月12日、東運動公園（八戸市湊高台）で行われた。

　街頭点検は自動車整備業者で構成する青森県自動車整備八戸協議会（桔梗野工業団地）が実施。青森運輸支局八戸自動車検査登録事務所、自動車技術総合機構東北検査部八戸事務所、八戸警察署、青森県自動車整備振興会八戸支所が協力して行った。

　点検の目的は、自動車の点検・整備の重要性のアピールや地球環境保全、不正改造行為の防止など。昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止したが、通常は春と秋、年に2回実施している。

　今年は、整備関係者28人が参加。検査した車両の数は53台で、タイヤの亀裂損傷、摩擦や空気圧、灯火装置、方向指示器の作用、ワイパーの払拭状態、排気ガスの濃度、定期点検整備の実施状況などを点検した。5台にライトの不備などの整備不良を見つけた。点検に協力してもらったドライバーには、チラシとボックスティッシュを配った。

　同協議会会長の吉田功一郎さんは「自動車業界の活動の一環として行っている。活動を通じて交通安全をはじめとする車に関わる事故防止の一役になれば。協力してくれたドライバーの皆さま、ありがとうございました」と感謝した。