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八戸市内の小中学校に災害対応型自販機 17校に設置、熱中症対策にも

八戸市内の小中学校に設置した災害対応自販機

八戸市内の小中学校に設置した災害対応自販機

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 八戸市内の小中学校17校に現在、災害対応型自動販売機の設置が進んでいる。

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 八戸市と大塚製薬が昨年10月に結んだ包括連携協定による取り組みの一環。両者は市民の健康増進やスポーツ振興、防災などで連携を図っている。協定に基づき学校内に自動販売機を設置するのは東北初。小学校7校と中学校10校の合わせて17校で設置を進める。

 自動販売機が提供する商品はスポーツ飲料や経口補水液、栄養補助食品など。災害発生時に備え停電時は手動で商品が取り出せるようになっている。「スクールタイマー」設定により、商品の提供時間を平日の18時~22時と休日に限定(一部除く)。売上の一部は、市内の子どもたちのスポーツ活動に役立てる。

 八戸市教育委員会教育指導課の黒坂豪壽(ひでとし)さんは「例年、暑さが厳しくなる中、学校では熱中症対策が欠かせない教育課題となっている。学校側でも対策を講じているところではあるが、自動販売機はスポーツドリンクや経口補水液なども取り扱っているので、いざという時に有効な手段として活用してほしい。学校開放で利用する一般の人にも熱中症対策などで有効に活用してもらいたい」と呼び掛ける。

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