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八戸に「まちの茶屋 しゃべるば~」 朝カレーも提供、地域の憩いの場目指す

「まちの茶屋 しゃべるば~」

「まちの茶屋 しゃべるば~」

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 朝カレーを提供する飲食店「まちの茶屋 しゃべるば~」(八戸市八幡五日町)がオープンして3カ月がたった。

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 白地の壁の随所に木目を生かした店内に、テーブル席8席とカウンター席7席の15席を用意する同店。店名の「しゃべるば~」には、店主の八重倉幸子さんが「来店客が井戸端会議を楽しむ、おしゃべりを楽しむ場にしたい」という思いを込めた。コロナ禍により人同士が会話を楽しむ機会が減る中で、「話をしたい、おしゃべりをして交流を図りたい人はたくさんいる」(八重倉さん)という思いもあり、情報交換や会話を気軽に楽しめ、くつろぎの場にしてもらえる店づくりを目指す。

 主なメニューは「日替わり朝カレー」(450円)、「週替わりランチ」(800円)、「フリー茶」(150円)など。朝カレーは日替わりで、内容が毎日変わる。これまでに、グリーンカレー、北寄カレー、ごぼうカレー、ポークカレー、サバカレーなど、30種類以上のカレーを提供してきた。朝カレーの反響は大きく、メディアでも紹介されSNSなどの口コミで話題となっているという。

 ランチタイムには、週替わりでランチを提供。午後にはお茶の時間を設ける。夕方は揚げ物の持ち帰り販売も。総菜は、地元の食材を使い普段から食べ慣れているものや、地域で食べ継がれているものを組み合わせて提供している。

 安心して会話を楽しめるようにと、入店時には手指の消毒を呼び掛けけ、テーブル席にはパーティションを設置するなど感染予防対策を徹底している。

 八重倉さんは「八戸は朝が早く、朝市や朝風呂が有名だが、朝カレーも市内で浸透したら『八戸と言えば朝市・朝風呂・朝カレー』というキャッチコピーが出来ないかという野望を持っている」と話す。「かつての八幡地区は商店が並びにぎわい、人と人とのつながりが深い場所だった。その頃のように地域が盛り上がるきっかけになってほしい」とも。

 営業時間は、朝カレータイム=6時~8時、ランチタイム=11時~14時、お茶タイム=14時30分~、持ち帰り揚げ物タイム=16時~19時。火曜定休。

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